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Trauma and Critical care Center, Kyorin University Hospital

杏林大学医学部救急医学教室

〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2

主任教授より

救急医学教室主任教授・高度救命救急センター長 山口芳裕(やまぐちよしひろ)

救急医学に興味のある方、将来救急医学を志すあなたへ


主任教授からのメッセージ

CEO杏林大学高度救命救急センターの歩み

 「日本一の救命救急センター」、これがこれまでの杏林大学高度救命救急センターの目標でした。
「日本一とはなにか」といえば、それは圧倒的な臨床能力と、実績、そしてアウトカムです。そしてこれは、今日達成されているようにと思われます。年間4万件の救急患者数、1万台の救急車、2千件の3次救急患者数、行政的には、厚生労働省の救命救急センター評価で常に国内トップに位置づけられています。また、アウトカムについては外傷、中毒、敗血症など、レジストリーが行われているものについては、トップレベルの評価を得ていますし、熱傷については、東京都熱傷協議会に参加している救命救急センターにおけるLD50が%TBSAにして約40%、PBIにして100なのに対し、当救命救急センターのそれは、それぞれ、80%台、130以上と圧倒的な成績を示しています。

われわれにとっての「日本一」

 これらは初代の松田理事長、先代の島崎修次教授の功績であり、いわば歴史的な勲章、大切な財産です。しかし、私にとっての日本一はまた違う側面を持っています。それは、「組織(軍団)としての」評価です。私はこれまで国内外の救命救急センターで仕事をして参りましたが、わが軍団ほど、スタッフ相互の信頼感が厚く、お互いの専門科としての資質を尊重しているところはないと思っています。救急のチームは、『7人の侍』や『水滸伝』のように、背中合わせで、多数の敵と闘うような闘い方ができるスタッフで構成されていなければなりません。この意味で、わが軍団は日本一の軍団であると自負しています。

3つの目標
 ひとつ目は、「先進性」です。命を救う医学としての誇り、そしてその分野を切り開いていく先進性に寄与しなければなりません。その一例が、間葉系幹細胞による熱傷・外傷治療であり、心臓マッサージ中の心電図解析システムです。
 二つ目は、「クオリティ」です。たとえば、外傷はとことん低侵襲で、かつ機能予後まで追求した治療戦略をとっています。LD50を越えるような広範囲熱傷でさえ、単なる救命にとどまらず、社会復帰後を視野に入れた機能性、整容性を追及します。
 三つめは、「公共性」です。救急崩壊、医療崩壊はどこに本当の問題があるのか?秋葉原事件で話題になった「トリアージ」は何が問題なのか?など、社会との接点、窓口の役割を果たすのは、社会医学的な要素の大きい救急医学です。きちんと自分の言葉で語れる論客の集団でありたいと考えています。

いっしょにやりましょう
 多くの救命救急センターが新たな人材確保に苦慮している中にあって、杏林大学高度救命救急センターには若い熱意漲る仲間がどんどん加わってくれています。ぜひ、あなたもわれわれの仲間となって、家族や、伴侶、そして子どもに自分の生き様を誇れる医者になろうではありませんか。


杏林大学救急医学教室沿革

1979年(昭和54年)
救急医学講座開講(主任教授:松田博青)
救命救急センター開設
1987年(昭和62年)
島崎修次主任教授就任
1993年(平成3年)
救命救急センター新棟運用開始(地上3階、地下2階
専属医師25名、看護師60名、技師8名)
2006年(平成18年)
山口芳裕主任教授就任

バナースペース

杏林大学医学部救急医学教室

〒181-8611
東京都三鷹市新川6-20-2

TEL 0422-47-5511(代)
FAX 0422-42-4866